<strong>投資</strong>はリスクを「見える化」することがとても大事です。
あらかじめ、どれだけ上昇するのか、または下降する可能性があるのか。
想定できていれば、相場がどんなに乱高下しても、安心して見ていられます。
逆に相場が激しく動いてくれた方が、儲かるチャンスは増えると思えるほどです。
投資で一番怖いのは、リスクが見えないことです。
いわゆるブラックボックスというものですね。
例えばリーマンショックの時も、リスクが見えないことが原因で大暴落が起こりました。
巧みな金融工学の技術で、投資家からはリスクが見えないようになっていたのです。
低所得者層向けのリスクの高い債券が、いろんな形で投資商品に組み込まれていました。
それを世界中の投資家が買っていたので、
一度暴落が起こると、世界中に影響が広がりました。
リスクの見えない投資商品には手を出さない、これが基本です。
また私は、FXでは完全にリスクを見える化してから投資することにしています。
もちろん為替相場がどう動くのかは、誰も分かりません。
しかし、どこまで下がったら、どれくらいの損失が出るのかは、
表にしてちゃんと把握できるのです。
今はパソコンでExcelのような便利な表計算ソフトがあるので、
一度計算式を作っておけば、投資のリスク管理に重宝しますよ。